[AFP (Intermediate 1)]Aid for Somalia
「アフリカの牙」と呼ばれているソマリアでは猛烈な干ばつが続き、深刻な食糧不足に見舞われている。国連は1,200万人の命を救う大規模な緊急支援を行っているが、EUの支援活動のコミッショナーもソマリアを訪れた。彼女は何を感じ、何を訴えたのだろう。また、国内に逃れているソマリア人はどう感じているのだろう。
[AFP (Intermediate 1)]Wind Farms come to Poland
風力エネルギーは再生可能エネルギーのひとつとして、地球環境の保全、クリーンエネルギーとして多くの国々で建設されている。ポーランドはヨーロッパの他の国々に遅れをとっていたが、近年風力発電基地の建設が急速に進んでいる。2006年、それまでポーランドで最も貧しい村の一つだったその村に27基の風力発電機が設置された。村はどう変わったのだろうか。また、国はどう変わろうとしているのだろうか。
[AFP (Intermediate 1)]Jaguar Goes Green
イギリスを代表する自動車会社ジャガー(Jaguar)が、ウイリアムズ・フォーミュラ・ワンと技術協力して共同でハイブリッドのスーパーカーの新車を開発すると発表した。スピード、加速力、その他の性能は期待が高まるが、気になるCO2の排出量、燃費、値段はどうなのだろう。現代は効率性よりも「環境にやさしい車」が求められている。
[AFP (Intermediate 1)]Hi-tech in Berlin
ドイツのベルリンで、家電と家庭機器のための世界最大で最も重要な見本市が開かれた。多くの人々が訪れたが、何と言っても注目を集めたのは電子通信機器、コンピュータであった。特殊なメガネで見える驚きのスクリーン。Apple社のiPadが独占している市場を脅かす他者のコンピュータ会社の新製品。それらはどんなものなのだろう。どんな狙いがあるのか。フランスSony の最高経営責任者を始め、同社の営業部長、取締役などの意見を聞いてみよう。
[AFP (Intermediate 1)]The Right to Wear Shorts
美脚コンテスト? その割には少し太すぎませんか。それにかなりの筋肉質。それもそのはず、彼女らはトルコ最大の都市、イスタンブールのプロの女子バレーボール選手たちなのだ。では、なぜ、短パンを? 私たちには何でもない光景でも、99%以上がイスラム教徒の国トルコにおいては極めて異例な姿なのです。彼女らは何をしているのだろう。現役、元それぞれの選手に意見を聞いてみよう。
[AFP (Intermediate 1)]The End of the Space Shuttle
NASA のスペースシャトル「アトランティス」は7月21日に無事米フロリダ州のケネデイー宇宙センターに帰還した。シャトル計画は1981年の初飛行以来30年の歴史に幕を閉じた。ところで、シャトル計画の中止は、長年ケープ・カナベラルから打ち上げられるスペースシャトルを見続けてきた地元の人々にとって複雑な思いが生まれている。今後の生活にどんな影響が現れるだろう。
[AFP (Intermediate 1)]It’s a Dog’s Life!
犬は人間にとって一番の友だちかも知れない。いったい世界中にどれだけ多くの愛犬家がいるのだろう。愛犬家にとって、犬は友だちというよりもわが子のようなものである。従って、子どもと同じように多くのお金をかけて楽しい催しに参加させたり幼稚園のようなところで教育させたりしている。Dogtopia と名づけたそんな施設を運営している責任者と愛犬家の声を聞いてみよう。
[AFP (Intermediate 1)]Slow Fish
イタリアのジェノバで「Slow Fish」と名づけた万博が開かれ、環境への関心と、消費者に海を守ることの大切さが強調された。海の魚は今や、乱獲業者によって維持不可能なレベルにまで漁獲されて、警戒レベルにまで減ってきている。「Slow Sushi」の創立者、漁業会社の社員、ミラノのレストランのシェフは、それぞれの立場からこの現実をどう見ているのだろう。
[AFP (Intermediate 1)]Goats from the Internet
フランス人のマリー・クリスチーヌは農場経営者でもなければ畜産家でもない。Aid organization Breeders Without Borders (国境なき畜産家援助組織)の一員でインターネットを通して家畜を購入しているのである。ヴァーチャル上で彼女が買った動物をその組織の畜産家たちが発展途上の国々に実際の動物を送っているのである。クリスチーヌさん自身、ヤギを提供される、モロッコの畜産家、この援助組織の代表は、どう考えているのだろうか。
[AFP (Intermediate 1)]A Versatile Stadium
ロンドンオリンピックの開会までちょうど1年と迫ったある日、新設された17,500人収容の水泳施設内のプールで、イギリスのシンクロチームが数字の「1」を表す演技を見せた。よく問題となるのは大きなイベントが終わった後の施設の利用法である。維持管理には莫大な費用がかかる。その点をオリンピック関係者はどのように考えているのだろうか。
[AFP (Pre Advanced 1)]Hong Kong’s Historic Trams
1997年にイギリスから中国に返還され、150年間の植民地時代に幕を下ろした香港は、その後急激な変化を見せ、ビジネス経済の分野で飛躍的な発展を遂げている。ところが、そんな香港で、他の都市では時代遅れとしてかなり前に姿を消している市外電車が、今でも親しまれ、市民の足として利用されている。電車ファン、イギリス人の旅行客、香港の上院議員は、それぞれどう思っているのであろうか。
[AFP (Pre-Advanced 1)]Ice Cream School in Italy
イタリアのボローニャはヨーロッパで最古の大学、ボローニャ大学があることで有名であるが、実は、そんなボローニャにもう一つ「大学」がある。それがGelato University(ジェラート大学)である。その名が示すように、イタリアのアイスクリームgelato (ジェラート)の製造から販売まで教えるユニークな大学で、世界中からやって来た20人から30人の学生たちが常時学んでいる。どのような学生がやって来るのだろうか。彼らの目的は何だろう。
[AFP (Pre-Advanced 1)]The Driverless Car
まるでSF世界のような光景が展開されているが、実際フランスのLa Rochelleで起こっていることです。運転手がいない電気自動車が市内を地元の人々や旅行客を乗せて走っています。これは最新のコンピュータシステムの「脳波」(brainwave)を利用した公共の交通システムなのです。実際に開発に当たった研究員や市長に問題点、将来の計画などについて意見を聞いてみましょう。
[AFP (Pre-Advanced 1)]The Return of Senegalese Film
フランス系のセネガル人の映画監督が最新作『今日』(Aujourd’hui)を発表し、その中で、若いアフリカ人の間に広まっている「アメリカンドリーム」考えを追求している。監督はどんなことをこの映画で訴えたかったのか。演じた俳優はどう考えているのか。また、製作会社の役員はセネガルの映画をどう捉えているのだろう。
[AFP (Pre-Advanced 1)]How to Relax
やわらかな明かり、心地よい音楽、ラヴェンダーの香り……。そんな静かな都会のオアシスがロンドンの真ん中にある。ロンドンのある心理学者は30年間研究した結果、患者の苦悩を取り除いてリラックスさせる方法を発見したと発表した。世界の財政危機がもたらした役員のストレスを解してくれているのである。心理学者の意見、会社の顧問、銀行員の感想を聞いてみよう。
[AFP (Pre-Advanced 1)]Drought in Kapua
アフリカのケニア共和国の北部に「地球温暖化のカナリア」と呼ばれているトゥルカナ族(Turkana)が住んでいる。彼らは羊やヤギを育てながら歩き回る牧羊者たちであるが、地球温暖化の影響で雨が降らず、猛烈な干ばつに襲われ、牧草が枯れ、家畜が死に絶え、数千年もの間変わらない生活スタイルが維持できなくなっている。トゥルカナの若者たちはどう思っているのだろう。また、援助を差し伸べる側のユニセフはどう考えているのだろか。
[AFP (Pre-Advanced 1)]Protecting Flamingoes in Turkey
空をピンク色に染めて群れを成して飛ぶフラミンゴの姿は美しい。フラミンゴは塩湖やアルカリ性の湖といった特殊な環境に適応するため、生息地は限られている。地中海に面したトルコのGediz deltaはフラミンゴや水辺に棲む野鳥の生息地として有名で、ラムザール会議でも承認されている。ところが、10年近く観察してきた環境保護活動家が最近の異変に気づき、自然保護の立場から警鐘を鳴らしている。彼の声に耳を傾けてみよう。
[AFP (Pre-Advanced 1)]The Circus Comes to Montreal
カナダ東部のケベック州の都市モントリオールでは、毎年映画祭が行われているが、世界で有名なサーカス、Cirque du Soleil のホームタウンでもある。そんなモントリオールで、初めて国際的なサーカス芸術の祭典が開かれた。その期間中、街の至るところでクラウンやアクロバット芸人たちの姿を目にすることができ、子どもたちだけでなく大人まで楽しんだ。参加したサーカスの団長や創設者たちの意見を聞いてみよう。
[AFP (Pre-Advanced 1)]Fighting the Sahara Desert
アフリカ中央部に位置するチャド共和国では、サハラ砂漠の侵入を防ぐために数百万本の木が植えられている。このThe Great Green Wall はダカールからディジブチまで木を一列に植えるという膨大な計画である。首都のチャドから数マイル行くと、そこには銃声が聞こえない静かな戦場が広がっており、前線には若木が立って、砂漠を見つめている。この計画について、そのプロジェクトの責任者、環境大臣、地元の女性はどう思っているのだろう。
[AFP (Pre-Advanced 1)]The ‘Gauchos’ & the Miners
大西洋に面し、ブラジルとアルゼンチンに挟まれた小さな国パラグアイ。牛の放牧が盛んな小さな農村に鉄の地下資源があることが分かり、政府が認めれば、南アメリカ最大の露天掘りの鉄の鉱山に様変わりすることになる。事業を勧める関係者はウルグアイ政府にもたらされる歳入は莫大な額になると言っているが、土地が奪われる農民や牧畜家にとっては大きな問題である。また、自然環境を守る団体も黙ってはいない。意見は立場によって様々である。
[AFP (Advanced 1)]A Renaissance in Mexican Cuisine
メキシコ料理はアステカ、マヤなどの先住民族の料理を母体としてスペイン料理の影響を受けてできた料理である。現在ではメキシコのみならず、旧メキシコ領だったアメリカのカルフォルニア・テキサス州などでも食べられている。しかし、「食は文化」と言って、自国の料理は民族の誇りであり、それを継承していくことは伝統文化を守ることに匹敵する。メキシコ料理はユネスコの世界無形文化遺産に登録された。メキシコの人々は自国の料理をどのように考えているのだろう。
[AFP (Advanced 1)]A Holy Iron Woman
カナダにはとんでもない老修道女がいるもんだ。水泳、自転車、マラソンの順で行われる耐久競技、トライアスロンは、その過酷さから「鉄人レース」と呼ばれているが、この日焼けした婦人が「鉄の修道女」(Iron nun)の異名をもつシスター・マドンナ・バッダーである。彼女は75歳でこの鉄人レースを完走し,最高齢の記録を持っている。81歳になった今、次の大会は断念しなければならなかった。しかし、まだ競技者として諦めたわけではない。そんな本人自身、競技の解説者、そしてアマチュアの競技者に意見を聞いてみよう。
[AFP (Advanced 1)]Machu Picchu Restored
世界遺産に登録されているマチュピチュ遺跡は、長い間草に覆われ、人の目に触れることはなかったが、1911年アメリカの歴史学者によって発見された。その際、貸し出された数々の工芸品や遺品が100年ぶりに戻ってくることになった。同じような状況下にある他の国々にどんな影響を与えるだろうか。
[AFP (Advanced 1)]A Loud Awakening in Hanoi
数十年の間共産主義国家であったベトナムでは、至る所に設置された拡声器から国民にメッセージを伝える拡声器システムが重要な役割を果たしてきた。しかし、時代が変わり、最近ではインターネットの普及で、時代遅れのものと化してしまった。長年親しんで来た人々(洋服屋、現役を退いた老人、露天商)、ジャーナリストの意見を聞いてみよう。
[AFP (Advanced 1)]The Cosplay Mecca
原発事故による放射線流出の恐怖から多くの外国人の足が遠のいている日本だが、そんな中、名古屋で、「世界コスプレ・サミット」が開催された。漫画やアニメのキャラクターに扮した大勢の若者が世界中から集まったが、今年は少し趣が違う。彼らは放射線の恐怖に晒されている。参加者たちはそれぞれどう考えているのだろう。
[AFP (Advanced 1)]Women’s Surfing on the Rise
サーフィンは最近日本でも人気が出てきて、スポーツ競技として取り組む層からレジャーとして楽しむ層まで150万人を超える愛好者がいると言われている。だが、やはりサーフィンといったら本場はビッグ・ウェイブが魅力のハワイ。そのハワイ出身の女性が、ブラジルのRio de Janeiro(リオ・デ・ジャネイロ)で開かれた世界選手権シリーズの最近の大会で優勝を果たした。しかし、まだまだこのスポーツは女性には偏見の目が向けられているようだ。各サーファーはどう捉えているのだろうか。
[AFP (Advanced 1)]New York’s Cycle Wars
自転車は車や電車と違ってCO2を排出することのない環境にやさしい乗り物である。環境対策に熱心なニューヨークでは大人気。多くの市民が利用していて、2007年、2008年には30%近くも自転車の台数が急増している。すると当然、自動車や歩行者との接触事故を初め様々な問題も発生している。市当局はどのような問題を抱え、またその対策を講じているのだろうか。
[AFP (Advanced 1)]Solar Powered Wine
地球にやさしいクリーンエネルギーが求められている現在、米カルフォルニア州では太陽光を利用した発電を考え、ソーラーパネルの設置が進められている。しかし、そのための広大な土地を探すのは容易ではなく、費用も莫大なものとなる。そこでこんな解決策が生まれた。いったい、どこに、どのようにしてソーラーパネルは設置されたのだろうか。
[AFP (Advanced 1)]Burmese Refugees Fear Going Home
世界で最も長い内乱と言われている自治権をめぐる少数民族間の戦闘で故郷を追われ、東ミャンマーの迫害から逃れて、国境近くの難民キャンプに身を寄せている人々が14万人近くいる。彼らは母国に送り返される恐怖の中で生活している。難民たちが最も心配していることは何か。難民キャンプのコミュニティーのリーダーは何を訴えているのか。また解決に当たっている国境警備の協力会議の補佐官はどう考えているのだろう。
[AFP (Advanced 1)]A Refuge for Donkeys
モロッコのその地域(Fez)では、今でも車や列車ではなく、ロバやラバが伝統的に輸送、運搬の重要な役割を担い、地域の経済を支えている。ところが、最近、そんな動物たちが酷使され、十分な休養や医療処置が受けられない厳しい条件化に置かれている。そこで、Fezの動物保護(慈善)団体が立ち上がった。動物の持ち主や獣医たちは、それぞれ何を訴えているのだろう。動物たちが、貧しい暮らしを強いられる人々の犠牲になってはならない。
[AFP (Intermediate 2)]Mountain Rescue
フランスのスキーヤーたちの安全は、毎年何百人もの救助隊員たちによって守られている。今朝もクールシュベルの山岳救助隊員たちは、早朝から出動要請を受け、2人のスキーヤーたちの救助に向かった。休暇を楽しむスキーヤーたちに対し、休む暇もなく働く救助隊員たちは、冬山で危険を回避するために何に注意すべきかを語った。
[AFP (Intermediate 2)]Post-Quake Manga
日本で最も有名な漫画家の1人、谷口ジロー。30年以上にわたり、サムライの時代から現代の日本までを幅広く描き、海外でも人気を集める彼だが、3月11日の東日本大震災を機に、一度は漫画を描く熱意を失ってしまったという。その時の彼の心境や、再びペンを握ることができた理由について聞いた。
[AFP (Intermediate 2)]Rain around the World
雨が降ることは、私たちが生きていく上で必要不可欠である。古来より雨は神話に度々モチーフとして用いられ、雨を降らせる力を持つ神が、最も重要な神として崇められてきた。現在行われているパリの展覧会では、アフリカからアメリカ、アジアなど世界各地に伝わる雨にまつわるさまざまな神話や儀式を紹介している。
[AFP (Intermediate 2)]The European Union Youth Orchestra
EUユースオーケストラがアメリカ6都市をめぐる演奏ツアーを行っている。ヨーロッパの優れた才能を紹介するために創設されたこのオーケストラは、毎年オーディションで奏者を決める。厳しい競争を勝ち抜き、素晴らしい演奏をするための努力は並大抵のものではない。今回のツアーで指揮者を務めるのは、世界的に有名なアシュケナージ。一流指揮者も愛するこのオーケストラの魅力は何だろうか。また、奏者にとって、どのような体験となっているのだろうか。
[AFP (Intermediate 2)]Jordan Jovtchev
39歳のブルガリア人ヨルダン・ヨブチェフは、ある世界記録に挑もうとしている。それはこの夏開催されるロンドン五輪に出場し、男子体操選手として初の6大会連続出場という偉業を成し遂げることだ。世界体操での金メダルをはじめ、20年以上の輝かしいキャリアを誇るこのベテラン選手に、大会への抱負を聞いた。
[AFP (Intermediate 2)]Speed Riding
ハング・グライダーでもなければ、スキーとも少し違う、新しいスポーツ「スピードライディング(speed-riding)」。雪山で行うこのスポーツは、通常のハング・グライダーよりも小さい翼を使い、スキーで滑降しながら岩や渓谷を自在に飛び越えて、他のスポーツでは行くことができない場所まで到達できる。この新しいスポーツの魅力やアドバイスを、トップ選手が語った。
[AFP (Intermediate 2)]Big Buttocks in Congo
世界中の女性にとって、美を追求することはいつでも大きな関心事。アフリカの風習として昔から、痩せているよりもふくよかな女性の方が魅力的だと考えられてきた。コンゴ民主共和国も例外ではない。この国では現在、ふくよかで魅力的な体型を手に入れるために女性たちがとっている、ある手段が問題視されている。
[AFP (Intermediate 2)]The Latest Mobile Technology
バルセロナで行われたモバイル業界の一大展示イベント、「ワールド・モバイル・コングレス」には、最新のモバイル技術を体験しようと6万人近い人が集まった。世界中の有名A企業が、自慢の最新モバイル製品を披露した。どのようなユニークな製品が展示されたのか、その一部を紹介しよう。
[AFP (Intermediate 2)]Tech-savvy Toddlers
あと2か月で2歳の誕生日を迎えるジョルジュは、早くもタッチスクリーンの魅力に取りつかれている。指が画面に触れるとすぐに反応があることが気に入っているらしい。このような子ども向けのアプリケーションは、特に就学前の子どもの学習ツールとしてもてはやされ、ここ2年ほどブームになっているが、一方で論争を巻き起こしてもいる。賛成派、反対派それぞれの意見を聞いてみよう。
[AFP (Intermediate 2)]London’s Latest Spire
ロンドンで建設中の超高層ビル「ザ・シャード」の完成が間近となっている。テムズ川南岸のサウスバンクにそびえ立つこのビルは、完成すれば西欧一の高さを誇る建築物となる。設計者である建築家、Renzo Piano(レンゾ・ピアノ)が目指すのは、ロンドンに集う多種多様な人々を引きつけるような建物だ。「ザ・シャード」に込められた彼の建築哲学とは、どのようなものなのだろうか。
[AFP (Intermediate 2)]New Trends in Tango
「タンゴ」という言葉を聞いて、まず思い浮かべるものは何だろうか。伝統的な曲のレパートリー、一流の歌手、美麗な衣装―。アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスでは毎夜、観光客を相手にこのイメージ通りのショーが高い料金で行われている。しかし、このタンゴの伝統に今、変化の兆しがあらわれ始めている。
[AFP (Intermediate 2)]Home Brewing
今、自家製ビール作りが熱い! 初心者用のキットを買い求める人々は増え、経験を積んだ愛好家たちはオリジナルの味の開発に余念がない。自家製ビールを販売することはできないが、地域のコンテストは大勢の参加者たちでにぎわっている。工夫をこらした味を競い合う彼らのビール作りに対する情熱には、並々ならぬものがあるようだ。
[AFP (Intermediate 2)]Drought in France
フランス全土が、記録的な少雨の打撃を受けている。干ばつの影響で芝生が成長せず、例年通りに放牧を始めることができないため、牛の飼料費はかさむ一方だ。しかし、彼らにのしかかる問題はそれだけではない。南西部のメドック地区で農場を経営する男性は、穀物の収穫も期待できない年になるだろうと、暗澹たる表情で語っている。
[AFP (Intermediate 2)]Solar Tower in Spain
新しいタイプの太陽熱発電に期待が寄せられている。スペインのアンダルシア州郊外に建つ巨大な太陽熱発電用タワーは、周りを2600枚の可動式の鏡に囲まれ、地球に届く太陽光の1000倍ものエネルギーを集約することができる。この太陽熱発電ステーションの画期的な点は、夜でも発電することができるということだ。ではどのようなしくみで発電するのだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Leap Year Weddings
4年に1度しかカレンダーに登場しない日、2月29日(leap day)。記念日にするには少々不便な感じもするが、直前のバレンタインデーではなく、この珍しい日に挙式や入籍を行うカップルは意外と多い。事情はそれぞれ違うようだが、彼らはなぜこの日を選んだのだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Till Free Farming
米インディアナ州のマイク・スターキーさんは、12年前に無耕農業に転向した。従来の土を耕す方法だと地中の微生物や栄養物が損なわれてしまうが、耕さないこの方法だとそれらを活かすことができ、化学肥料を使わずに済む。すでにアメリカの約35%の作物が無耕農業で作られているが、肥料以外の面でどのようなメリットがあるのだろうか。また、政府はどのような推進策をとっているのだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Dylan Exhibition
現在パリで、あるミュージシャンの展覧会が行われている。そのミュージシャンの名前は、ボブ・ディラン。展覧会の中心は、彼の若かりし日の写真だ。写真を撮ったのは、写真家のダニエル・クレイマー。彼は当時1年間にわたり、ディランに密着し写真を撮り続けたという。なぜまだ駆け出しのディランを追い続けたのか。当時の状況を、クレーマーは振り返る。
[AFP (Pre-Advanced 2)]A Tablet for Africa
弱冠26歳にして、ベローヌ・マンクーは自分の夢をひとつ実現した。それは、アフリカ人のために300ドルという低価格のコンピューターを開発することだった。2006年からデスクトップ・コンピューターの開発をはじめたものの、コンゴの不安定な電力供給事情を考慮した結果、2007年以降タブレット型端末の開発へと切り替えた。そして完成したアフリカ発のタブレット「Way-C」とは、いったいどのようなものなのだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Post-Quake Reconstruction in Italy
2009年の大地震で甚大な被害を受けたイタリア中部の都市・ラクイラ。あれから3年が経過した今も、街の至るところに当時の傷跡が残され、数千人の住民が仮設住宅での生活を余儀なくされている。復興を進めようとする市は、革新的な最新技術をふんだんに取り入れた「スマートシティ計画」を打ち出した。しかし住民たちは、このプロジェクトに対して複雑な心情を抱えているようだ。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Flavors of Myanmar
ミャンマーの観光ビジネス、とりわけレストラン事情が今、急速に変化しようとしている。ミャンマーでは若い料理人やウェイターの卵たちが、フランス料理などの外国料理を必死で学んでいる。彼らは外国へ出ていくのではなく、自分の国に残ることを選んだ。その背景には何があるのだろうか。また、外国人シェフや駐在者は、ミャンマーのレストラン事情をどう考えているのだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Filipino Slow Food
アメリカのファストフードはフィリピンにも浸透している。国民の間では質の悪い食事が原因と思われる病気が増え、旅行客は地方色豊かな料理への期待が裏切られるという現象が起きている。この現状を憂いて、フィリピンの伝統的な食のスタイルを復活させようという人が出てきた。どのような試みが行われているのだろうか。また、それに対する人々の反応はどうだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Drought Resistant Plants
気候変動の影響に苦しむアルゼンチンの農家に朗報がもたらされた。農業バイオテクノロジーの技術によって、ひまわりの遺伝子を他の作物に移植し、干ばつや土壌の塩分に強く、生産性の高い作物が開発されたという。作物の質が上がり、収穫高が増えると農家は期待を寄せるが、必ずしも手放しで喜べることばかりではないようだ。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Woof Gang Bakery
家族の一員としてペットと付き合うことは、多くのアメリカ人にとってもはや当たり前のことになっているようだ。ペットたちの間でもグルメ志向、健康志向が広がり、決して安くはない低カロリー、無糖の食品も好まれている。また、多様なアクセサリーや化粧品を扱うフランチャイズ店も好調だ。飼い主たちの多様なニーズに応え続けるペット産業の現状を見てみよう。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Surfing to Work
ペルーのリマは、世界でも珍しい、街に居ながらにしてサーフィンのできる首都。そんなリマでは、朝6時からサーファーたちがサーフィンをするために海岸に集まってくる。自由に時間を使うことができる若者だけでなく、出勤前のサラリーマンの姿もある。このような光景はリマや近隣の街ではよく見かけられる。彼らにとって、サーフィンとはいったいどんな存在なのだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Chess Prodigy
チェスの世界で今、注目を集めている若き選手がいる。彼の名前はアワンダー・リャン(Awonder Liang)君、まだ弱冠8歳の少年だ。彼は4歳からチェスを始めた。最初の対戦相手は自分のお兄さんたちだった。アワンダー君はいつしか彼らの実力を追い抜き、ついには8歳以下の部門で世界チャンピオンに輝いた。この幼きチャンピオンとは、どんな人物なのだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 2)]The Strongest Pine Tree
東日本大震災の際、津波に襲われ甚大な被害を受けた町のひとつ、岩手県陸前高田市。絶望に打ちひしがれる人々に、再び立ち上がる勇気と希望を与えた存在がある。それは、町の海岸沿いに今なおそびえ立つ「一本松」だ。津波の猛威を受けても、流されることなく残った、たった一本の松の木。この復興のシンボルが今、新たな危機に直面している。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Alternative Education in China
「子どもは厳しく育てるもの」という伝統を持つ中国。スパルタ教育を徹底する親たちは、「タイガーマザー」「イーグルダッド」などと呼ばれている。しかし一部の学校では、子どもたちの自由な発想を重んじ、リラックスした環境で学ばせる手法を取り入れ始めているようだ。こうした教育システムが、「タイガーマザー」に共感できない親たちの支持を集めている。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Malia
アメリカの偉大なジャズシンガー、故ニーナ・シモンの蘇ったかのような歌声。彼女はアフリカ・マラウイ出身の歌手、マリアだ。フランスを中心にヨーロッパで広く活躍し、多くの音楽ファンの心をとらえている。歌手として、人間として、黒人女性としてニーナを深く敬愛するマリアが、没後10年近く経っても色あせない彼女の魅力を語る。
[AFP (Pre-Advanced 2)]Space Tourism
スリルとロマンに満ちた宇宙への旅行ビジネスがアメリカで本格化している。 コロラド州が関連企業の誘致へ踏み出したのをはじめ、他の多くの州も宇宙船基地を建設するなど、10億ドル産業と見込まれている将来の宇宙旅行事業に、企業レベルでも州レベルでも備えている。すでに旅行を申し込んだ人も多い。この宇宙旅行ビジネス、先行きはどうなのか。そして、気になる費用はどうなっているのだろうか。
[AFP (Advanced 2)]French Eggs
フランスではこの半年間で鶏卵の価格が約2倍に上昇している。これは、今年初めにEUが、鶏の飼育環境の改善を目的とした新規定を導入したことによるものだ。一羽あたりに必要な飼育スペースが増えたため生産コストがかさみ、その結果として鶏卵の生産量が減少している。この規定のために苦悩している生産者たちの声に耳を傾けてみよう。
[AFP (Advanced 2)]Cattle Disease in Egypt
口蹄疫問題が深刻化しているエジプトでは、すでに約10万頭の家畜が感染、9000頭以上が死に至っている。今回流行しているのは従来のワクチンが効かない新たなウイルス株。風によって伝播する可能性もあるため、国連食糧農業機関はさらなる感染の拡大に警鐘を鳴らしている。家畜を失い、大きな経済的ダメージを受けている男性の実情とは、どのようなものなのだろうか。
[AFP (Advanced 2)]Cryotherapy
医療技術の進歩により、さまざまな治療方法が考案されてきたが、その中のひとつ「クライオセラピー(cryotherapy)」という治療法に、現在熱い視線が注がれている。ポーランドには「クライオセラピー」の中心的な施設がある。超低温で冷却することで疲労を回復し外傷などの痛みを緩和する「クライオセラピー」はなぜ今、どのような人たちから注目を集めているのだろうか。
[AFP (Advanced 2)]Facebook’s Asian Showcase
代表的なソーシャル・ネットワーキング・サービスのひとつ、フェイスブック。ユーザー数は世界中で増加しているが、実は世界第3位のフェイスブック・ユーザー大国はインドネシア。このため、インドネシアはソーシャル・ネットワークの影響力の強さを示すひとつの見本とされている。インドネシアの多くの人々にとって、フェイスブックは日常の一部となっているが、はたして問題はないのだろうか。
[AFP (Advanced 2)]Money from Old Metal
長年にわたって政治的混乱が続いているカリブ海の島国・ハイチ。ゴミ捨て場と化した海岸のあちこちに見られる遺棄船は、景観を害するだけでなく、貿易船の出入りの妨げにもなっている。こうした現実を抱えるハイチに対して、あるマイアミ人ビジネスマンが「無償で遺棄船を撤去する」と申し出た。この行動は彼にとって、どのようなメリットをもたらしているのだろうか。
[AFP (Advanced 2)]The Chinese Car Market
中国の自動車産業が活気づいている。北京で開催された自動車見本市では世界各国のメーカーが自信作を披露したが、国産車の占める割合が増え、有名外国ブランドに対抗できる力を着々とつけつつある。2009年に世界最大の自動車市場となった中国。今後さらに国内のみならず海外で販売を強化するために、どのような策が練られているのだろうか。
[AFP (Advanced 2)]Free Food in France
食品の価格が高騰し、貧困層が深刻な影響を受けている中、北フランス・リールで1人の男性が、この窮状を打開するための手法を提案した。それは、市場で売れ残った食品を集め、貧しい人たちに無償で提供するというシンプルなアイディアだ。「捨ててしまうより、与える方がよい」というスローガンのもと、このプロジェクトを広く普及させようとしている彼の活動ぶりを見てみよう。
[AFP (Advanced 2)]Whale Watching in California
メキシコのバハ・カリフォルニア半島のラグーンには、毎年12月から3月にかけて、グレーホエールがやってくる。好奇心旺盛なグレーホエールは人間をよく観察し、安心すれば近くまで寄ってくるので、ホエールウォッチングならぬ、ホエールタッチングができるという。太平洋では絶滅の危機を脱したとはいえ、種の存続の心配がなくなったわけではない。いったい何が脅かしているのだろうか。
[AFP (Advanced 2)]Job Training for Seniors
アメリカのオハイオ州にある職業訓練クラブでは、高齢者の雇用問題に取り組んでいる。ここでは、履歴書の書き方から、人間関係の構築に至るまで、高齢者が仕事に就けるように、細部にわたってレッスンを行っている。さらに、給付金を受けながら訓練を受けられるコースまである。では実際にこのクラブを利用した高齢者を紹介しよう。
[AFP (Advanced 2)]Face Buying
イギリスでは近年、大学の授業料が大幅に値上げされ、多くの学生が学費の返済に苦労している。エドとロスも例外ではなかった。そんな2人が、前代未聞のアイディアを生み出した。自分自身の顔を広告板に見立て企業のロゴなどをプリントし、それをウェブサイトに掲載して広告料を受け取るのだ。初期投資の必要がない斬新なビジネスは今、着実に収益を上げ続けている。
[AFP (Advanced 2)]Living Small
シンプルで効率的な生活を求めるため、一般的な住宅を離れて狭い住居へと移り住む人たちが増えている。広さではなく、質やデザインを重視する方向へと意識を変化させた彼らは、自分らしい身の丈に合った生活を満喫しているのだ。しかしその一方で、個性的な狭小住宅に住んでいるからこその問題に直面した夫婦もいるようである。
[AFP (Advanced 2)]Shark Attacks in Australia
オーストラリアの東海岸では「人喰いサメ」の被害が問題になっている。1か月前にも、サーフィンをしていた男性が3メートルのサメに襲われた。一命はとりとめたものの、彼は脚に大けがを負った。このような被害は年々増加している。映画『ジョーズ』を彷彿させるこの現象を専門家はどのように見ているのか。また原因として何が考えられ、対策はあるのか。
[AFP (Advanced 2)]Titanic Belfast
豪華客船タイタニック号の沈没事故から100年の今年、北アイルランドのベルファストに同号をテーマとする記念館が作られた。タイタニック号が建造されたこの地には長い間、負のイメージがつきまとっていたが、米映画の大ヒット、政治問題の解決という後押しを受け、イメージを好転させようという動きが高まっている。ベルファストを観光名所にしようと張り切る人々の意気込みを聞いてみよう。
[AFP (Advanced 2)]Drug Addiction in Russia
心身を蝕む薬物の問題はロシアも例外ではない。薬物使用者は500万人、薬物使用が原因で亡くなる15~30歳の人は約10万人にのぼるという。中部のエカテリンブルクにある民間のリハビリテーションセンターでは、10代の薬物使用者を1か月間、部屋に閉じ込めるというショック療法を行っている。センター創設から12年。この過激な療法の効果は出ているのだろうか。また、治療に当たっている専門家は、薬物使用者への対策をどのように見ているのだろうか。
[AFP (Intermediate 3)]Children’s Haircuts in Thailand
「男子は丸刈り、女子はおかっぱ」。タイの公立小中学生に課せられてきた髪型のルールが緩和された。1972年に軍事政権が定めた厳しい規則に対して、人権的見地から不満の声があがっていたためだ。長年にわたり規律を重んじてきた教育現場に大きな変化が訪れた今、多くの教師たちが不安を、子供たちは喜びを感じている。はたしてこの決定は、タイの小中学生の個性を育むことになるだろうか。
[AFP (Intermediate 3)]Aviators in China
中国・内モンゴル自治区の人里離れた草原で、自家用機の飛行イベントが開催された。中国では軍部により、ほぼ全土の空域で自家用機の飛行が禁止されている。そのためこのイベントは、民間人が自家用機を合法的に操縦できる限られた機会なのだ。中国政府が、個人に対する空域開放という航空愛好家たちの切なる願いを受け入れる日は、やって来るのだろうか。
[AFP (Intermediate 3)]Endangered Butterflies
ヨーロッパに生息するチョウの数が、この20年間で半減している。欧州環境機構によれば、草原性のチョウは今後50年以内にほぼ絶滅する可能性もあるとのことだ。これはチョウのみ、ヨーロッパのみに限られた問題ではない。集約農業のための農薬使用や急速な都市化は、世界中の昆虫にとって深刻な脅威となっており、生態系の多様性が損なわれる危険性も指摘されている。
[AFP (Intermediate 3)]The Butterfly Hunter
パキスタンの山の中を、虫取り網を持って歩くフランス人ジェローム。彼が追い求めているのは蝶だ。決して治安がいいとは言えないこの地域に、ほぼ20年もの間、毎年夏が来るたびにやって来ている。フランスではなく、どうしてここに? 彼をそこまで引きつける蝶の魅力とはどんなものだろうか。またセキュリティが必要な場所での活動は、どうしているのか。
[AFP (Intermediate 3)]Olympics at A Price
2014年冬季オリンピックの開催地・ソチのホテルは今、建物の改修工事に余念がない。ソチのホテルの客室数は3倍となり、係留クルーズ船の客室もさらに増える見込みだ。大半はアスリートやコーチ、IOC役員やスポンサー用で、一般の観客が利用できる客室数は明らかになっていない。しかし、オリンピックの1シーンを見るために、かなり高額の宿泊費を支払わなければならないのは間違いなさそうだ。
[AFP (Intermediate 3)]Dog Regulations
近年、中国全土でペットの保有数が急増している。このような中、北京市では大型犬や未登録犬に対する厳しい取締りが始まった。危険な犬種を街から排除することを目的とした取り組みだが、その有効性については疑問の声があがっている。動物愛護活動家が立ち上がり、動物虐待を禁止する新たな法律の制定、情報の公開を求めているが、その前途は多難であるようだ。
[AFP (Pre-Advanced 3)]Mali Zoo
西アフリカのマリ共和国にある動物園が、政治危機により2年間閉鎖されていたが、このほどリニューアルオープンした。多くの関係者の尽力で、すばらしく生まれ変わった動物園。毎日たくさんの人々、とりわけ子どもたちが訪れて、関係者は満足している。政情はいまだ不安定だが、動物園やそれに希望の光を見いだす人々の様子はどんなものであろうか。
[AFP (Pre-Advanced 3)]French 3-D Animation
フランスのアニメーション技術に、アメリカからの熱い視線が注がれている。CG アニメーションスタジオ「マックガフ」は、「怪盗グルーの月泥棒」など、世界的大ヒット作のキャラクターを生み出すまでに成長した。また、質の高い美術学校は、毎年多くの有能なグラフィックデザイナーを輩出し続けている。躍進するフランスのアニメ業界の現状を見てみよう。
[AFP (Pre-Advanced 3)]Spanish Turbines in Trouble
スペイン北部にある大きな工場で、風力発電用の巨大なカーボン製ブレード(羽根)が作られている。だが、完成したら、これらはすべて海外に送られる。好景気に沸いた20年前、政府の手厚い援助を受けたスペインの風力産業は国内でエネルギー革命を起こし、世界的リーダーとなったのだが…。その後の政府の方針で、風力産業はどう変わってきているのだろうか。
[AFP (Pre-Advanced 3)]Disaster Tourism Raises Hope
2011年の巨大津波で大きな被害に遭った陸前高田地域。エメラルドグリーンの海と砂浜で名高かったこの土地に、かつてとは異なる理由で観光客が戻り始めている。彼らの目当ては、7万本の松原の中で唯一、津波に耐え抜き、復興のシンボルとなっている「希望の松」だ。被災地ツアーという新たな形の観光は地域経済活性化の一助となっているが、時には観光客からの心ない言葉に悩まされるという地元住民の胸中は複雑だ。
[AFP (Pre-Advanced 3)]A Superhero in A Burka
パキスタンで、画期的なアニメが人気を博している。主人公は小学校の女性教師。彼女は、イスラム圏の女性の象徴ともいえる「ブルカ」を身に着けたとたん、女性の権利のために戦うスーパーヒーローへと大変身するのだ。この作品が生まれた背景には、タリバン政権による女子教育禁止への抗議活動を続けている、勇気ある10代の少女の存在があった。
[AFP (Pre-Advanced 3)]Plastic Food
寿司や天ぷら、麺類など、日本の飲食店の店頭に並ぶプラスチック製の食品サンプルは、日本語のメニューを読めない外国人にとってありがたい存在だ。それと同時に、本物そっくりに作り上げる技術も注目されており、サンプルづくりの体験教室も人気となっている。あるジャーナリストは、日本人は食品サンプルを見ることにより味や健康への影響までも想像し、いわば「眼で食べている」のだという。
[AFP (Pre-Advanced 3)]Robot Pet
ブリティッシュコロンビア大学の研究チームが、触覚に反応する動物ロボットを開発した。本物の動物さながら、撫でられればゴロゴロとのどを鳴らし、不安を感じれば震える。研究チームの目的は、視覚に頼らず触覚を通して、双方向性の高いコミュニケーションを実現する動物ロボットを製作すること。本物の動物と同様のリラックス効果も期待されている。
[AFP (Advanced 3)]City Beach
ポーランド最長の川、ビスワ川の川岸は、ワルシャワ市民にとって格好のビーチエリアとなっている。数百キロ離れたバルト海にまで足を運ぶことなく、日光浴やアクティビティを手軽に楽しめるこのエリアは、第二次世界大戦以前には1日で最大4万人の人出を誇っていた。共産主義体制時代の産業化による汚染の影響で、現在も遊泳は禁止されているが、水質は改善傾向にあり、かつての人気を取り戻すことが期待されている。
[AFP (Advanced 3)]WWOOFing
フランスの小さな村で農作業をして休日を過ごす若者たち。ここ数年、フランスでWWOOFING(ウーフィング)がブームになっている。WWOOFINGとは、農場において「食事・宿泊場所」と「労働力」を交換する仕組みである。労働力を提供するWWOOFER(ウーファー)と食事・宿泊場所を提供する農場主、どちらにとっても、単なる交換にはとどまらない意味がたくさんありそうだ。
[AFP (Advanced 3)]Turkish Men and Moustaches
中東の人々にとって、立派な口ひげは男性らしさと強さの象徴だ。こうした価値観を背景に開発されたのが、口ひげの植毛技術である。イスタンブールではこの2年間に、ひげの植毛を行うクリニックが250ヶ所以上オープンし、新たな技術も開発されている。理想の口ひげを手に入れたいと望む男性たちが国内外から集まってきており、このブームは今後もしばらく続きそうだ。
[AFP (Advanced 3)]Mekong River Dams
東南アジアを流れるメコン川に異変が起きている。水位が低下し、漁獲量が激減しているのだ。その原因は、上流にあたる中国で住民の声を聞き入れることなく始まった一連のダム建設にあると見られている。魚が川を上れるよう配慮しているとのことだが、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを流れるこの川を生活の糧とし、また、それ以上の存在として頼りにしている数千万の人々の不安は収まらない。
[AFP (Advanced 3)]Football University
アルゼンチン屈指の有名サッカークラブ「リバープレート」のホームスタジアムの中には、世界でも類を見ないユニークな施設がある。幼稚園、小学校、中学校、そして新たに加わった大学である。サッカークラブがどうして教育施設を立ち上げるにいたったのか、また、実際に入学を決心した人たちの思いを聞いていみよう。
[AFP (Advanced 3)]Printable Body Parts
3Dプリンターが、体に障がいを持つ人のために役立てられ始めている。生まれつき右手の指先がない南アフリカの少年の生活は、3Dプリンターを用いて製作された「ロボハンド」のおかげで大きく変化した。成長期に高価な義指を何度も作り直すのではなく、安価な「ロボハンド」を利用するという選択肢ができたのだ。他にも義耳の製作に応用されるなど、3Dプリンターの今後の可能性が期待されているが、同時に課題も残されている。
[AFP (Advanced 3)]Food Truck Fiesta
ワシントンD.C. の繁華街の昼下がりは、ランチの移動販売車で大にぎわいだ。少ない投資で始められる移動販売ビジネスは、米国全土で爆発的に成長している。こうした状況に対応してワシントン市当局は、移動式屋台に関する新たな規制を設けることを決定した。しかしそれでもなお、厳しい基準を満たす努力をしながら経営を続けてきた既存の飲食店は、不公平感を覚えているようだ。
(C)AFP